こんにちは!
サイクルワークス千里丘店です。
自転車に乗っている時、漕いだ力はチェーンを介して後輪に伝えられます。とても大切なパーツですね。
そんなチェーン、今乗られている自転車のチェーンがどのくらい伸びているか気にした事ありますか?
自転車に乗ってるとどうしてもチェーンは伸びてしまいます。
ある程度伸びたら交換も必要です。
ちなみに、ある程度とは元の長さと比べて0.75〜1%が目安。
え?そんだけで?
と言われそうですが、チェーンは自転車にもよりますが100コマ以上長さがあります(1コマはチェーンを上から見たときに見えるマル1つです)
ですので1%だと丸々1コマ分伸びている事になります。
そう考えるとかなりの伸びだと感じていただきやすいかと思います。
チェーンはプレート自体が伸びるという訳ではなく、コマの所に打ってあるピンの穴が広がる事で全体的に伸びていきます。
そんな伸び方なのでギアとの咬み合わせも悪くなってしまいます。
昔は伸びたチェーンは切って短くするなんて事もしていたようですが、全体の長さが元に戻っても咬み合わせが悪い事は変わりません。
むしろそんなチェーンのまま使っているとギアも変に消耗してしまいます。
なので伸びたチェーンは詰めません。
なお、チェーンの伸びですが、ピンの穴が広がるので横方向の曲がり具合も写真の様に大分変わります。
錆びてる茶色いチェーンが伸びたもの、もう一つのチェーンが同じタイプの新しいものです。
ちなみに、チェーンの伸び具合ですが、注油をちゃんとしているかどうかでかなり変わってきます。
油が切れるとキュルキュル音が鳴るだけじゃないんですね。
チェーンの伸びはピンが打ってある穴の広がり、もっと言うと削れです。
金属と金属が常に擦れている訳ですから油があるとないとでは削れ具合(伸び具合)に差が出るのは当然です。
ですので定期的な注油をしないとチェーンの寿命が短くなります。
是非乗られているチェーンの状態、一度確認してみて下さい。
お店では注油ももちろん、チェーンの伸び具合のチェックもさせていただけますよ!