🚲自転車の空気圧が下がる原因と、正しい空気の入れ方

― パンクの原因にもなる“空気不足”を防ぐ ―

こんにちは。

大阪市中央区の サイクルワークス谷町店 です。

「最近すぐに空気が抜ける気がする…」

そんな経験はありませんか?

空気圧の低下は、パンクやタイヤ劣化の主な原因のひとつです。

この記事では、空気圧が下がる原因と正しい入れ方をプロ目線で解説します。


🔍なぜ空気圧は自然に下がるのか?

実は、自転車のタイヤの空気は“自然に抜ける”ものです。

主な原因は以下の3つです。

① チューブのゴムからの自然漏れ

自転車のチューブはゴム製で、

時間とともに微細な気体分子が自然に抜けていく構造になっています。

特に夏場や冬場など、気温差が激しい季節は抜けやすくなります。

② 空気バルブ(虫ゴム・スーパーバルブ)の劣化

一般的な「英式バルブ」では、内部にある虫ゴムの劣化が空気漏れの原因になります。

ゴムがひび割れたり溶けたりすると、空気を入れてもすぐに抜けてしまいます。

③ タイヤ・チューブの老化やピンホール

長期間使用したタイヤは、細かい亀裂やピンホール(小さな穴)が生じやすく、

目に見えないレベルで空気が漏れ続けることがあります。


💨正しい空気の入れ方

① 適正空気圧を確認する

タイヤの側面に「空気圧(PSIまたはkPa)」が記載されています。

  • 一般車(ママチャリ)→ 約250〜300kPa(約3気圧)

  • クロスバイク → 400〜600kPa

  • ロードバイク → 700〜900kPa

適正圧より低いとパンクリスクが増加し、

高すぎると乗り心地が悪くなります。

② 月に1回は点検する

空気は1週間で約10%程度抜けていくと言われています。

最低でも月1回の補充を習慣化しましょう。

(通勤・通学で毎日使用する方は、2週間に1回が理想)

③ 空気入れは口金をしっかり固定

英式・米式・仏式で口金の形が異なるため、

自転車に合ったポンプを使用しましょう。

最近では、デジタルメーター付きポンプもおすすめです。


⚠️空気圧不足がもたらすトラブル

空気圧が不足すると、以下のような問題が発生します。

トラブル内容 影響
リム打ちパンク 段差でチューブがリムに挟まれて破裂
タイヤの摩耗 外側のゴムが早くすり減る
ペダルが重くなる 走行抵抗が増え、燃費が悪化
ブレーキ制動距離が伸びる 安全性の低下

👉 空気圧を保つことは、「安全」と「コスパ」両方を守る最も簡単なメンテナンスです。

📍まとめ

  • 空気圧は自然に下がるもの

  • 月1回の点検・補充がパンク防止のカギ

  • 虫ゴム・チューブ劣化にも注意

  • 異変を感じたら早めの修理・点検を!


サイクルワークス谷町店

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