こんにちは!

サイクルワークス城北公園通店です!

街中ですごい音を立てながら止まる自転車を見たことありませんか?

赤信号で止まる時や下り坂で「キィィィィ!!」って甲高い音が出ている自転車です。

ひょっとすると、見たというよりもあなた自身に自転車がそうかもしれませんね。

今回はそんなママチャリタイプの自転車に採用されているブレーキに関してのお話です。

 

まず、あの甲高い音は後輪のブレーキから鳴っている事が多いです。(前の場合もありますが、それは別の機会にでも)

よくママチャリタイプの自転車に採用されている後のブレーキですが、だいたい3種類です。

・バンドブレーキ

・ローラーブレーキ

・サーボブレーキ

 

ママチャリタイプの自転車で後輪の左側中心を見ていただくとこのどれかが付いているハズです。

安価な自転車にはバンドブレーキが元々付いている事が多いです。

で、このバンドブレーキが例の甲高い音を出します。

乗っていると遅かれ早かれ鳴ります。

鳴るんです。

ハッキリ言いますが、構造的に音が鳴ります。

場合によってはブレーキを掃除すると直る場合もありますが、だいたいは鳴りやまないか止んでもまた鳴ります。

他にもアレコレして音を止める事が出来ない訳でもないのですが、ブレーキに良くありません。

でも、この記事を読まれている方で自転車のブレーキが鳴っている方、よく効いていませんか?

そうなんですよ、油汚れが付いたり、わざと注油でもしなければ効きはとても良いんです。

それでいて3種類のブレーキの中では一番安価。

なので安価な自転車に採用されているという訳です。

で、どうしても音が気になる場合でも仕方ないのかと言うとそういう訳でもありません。

交換すれば良いのです。

でもそうするとまた鳴るのでは?

・・・そうですね。新しいバンドブレーキに交換しても、そのうちに鳴ります。

ですが、元々バンドブレーキが採用されている自転車であれば、サーボブレーキという物にも交換が可能です。

先程画像もありましたが、バンドブレーキとは違う構造のブレーキでして

このサーボブレーキは音がそうそう鳴らないです。

あの忌々しい音に苦しめられる事がかなり無くなります。

しかも、実はそこまでバンドブレーキと価格が変わらないという・・・

 

ちなみに、もう1つのローラーブレーキですが、こちらは電動自転車やママチャリタイプでも少し金額が高い物に採用されている事が多いです。

このローラーブレーキも音は鳴りにくいのですが、それでもの坂道の多い所で使われていると鳴ってくる事があります。

ですが、このブレーキは専用のグリスがありまして、早めにそれをさせば音は消えます。

細かい事はここでは省きますが、音が鳴ったら早めにというのがポイントです。

鳴ったまましばらく乗ってしまうとブレーキ本体を交換しないと直らなくなります。

ちなみに、ローラーブレーキが採用されている自転車の場合は交換の際にローラーブレーキしか選べません。

ですので、バンドブレーキやサーボブレーキからローラーブレーキへの交換も出来ません。ご参考までに。

 

という訳で、乗られている自転車がブレーキをして音が鳴ってしまう方は、自転車屋さんに相談してみましょう。

音が鳴らなくなると快適に乗れますよ!