こんにちは!
サイクルワークス城北公園通店です。
先程も出張修理で作業をしてきたのですが、パンクほどではありませんが意外とチェーントラブルも多いです。
今回は主にスポーツタイプの自転車でのチェーン外れのお話です。
ママチャリタイプでも後輪にギアがむき出しで6枚7枚と付いている物は当てはまりますよ。
変速が付いていて快適に走っている最中、上り坂に差し掛かって変速を軽くしようと操作をしたら・・・
「ガチャ!」
と変速せずにチェーンが外れる、という事があります。
出先でチェーンが外れると大変ですよね?近くに自転車屋さんが無ければ困ってしまいます。
手で簡単に戻せる場合もあれば、どこかにチェーンが挟まって工具が無いとどうしようもない時もあります。
ですが、スポーツ車のチェーン外れは防ぐことができます。
どうやって防ぐかと言うと、大きく分けて2つ。
・定期的に点検・調整を行う(機械的な面)
・使用方法(操作面)
機械的な面ですが、まず変速機は調整がされています。
一番外のギアまで動かす時にどこまで外に動くのか、一番内側のギアまで動かすのにどこまで内側に動くのか
他にも手元のレバーから変速機まで繋がっているワイヤーの張り具合等も調整があります。
この調整がしっかりされていない、もしくは乗っている間に調整がズレる事で変速しにくい、もしくはチェーンが外れやすくなります。
例えば、インターネット等の通販で購入された自転車の場合、新車でもこの調整があまい場合がほとんどです。
しっかり調整されていてもズレてくると、手元のレバーを操作した通りには変わりにくくなります。
この症状が出たら早めに調整をする方が良いです。
もし走行中にチェーンが外れると、場合によってはペダルを踏み外す事もあるかもしれません。
走行中のペダルの踏み外しは転倒につながる事もあって大変危険です。
ちなみに、調整面以外には変速機や取付部分が曲がっていてもチェーン外れの原因となります。
定期的な点検が大切ですね。
あとは操作面ですが、後輪にギアがむき出しで付いている自転車の切り替え操作は、漕ぎながらします。
漕いでない時に操作をすると、あとで漕いだ時にチェーンが外れる原因となります。
なので漕ぎながら操作をするのですが、強く漕ぎながらはNGです。
難しいですね。
特に軽い方に切り替える時には強く漕いでいるのが良くありません。
例えば、上り坂になって重いなーと感じながら、その強く漕いでいる状態で切り替えを軽い方に操作する・・・と言う感じです。
こういう時は上り坂に差し掛かる前に予め切り替えを操作しておく事をお勧めします。
切り替え時には、チェーンを脱線させて横方向に動かす訳ですが、強く漕ぐと横方向に動きたくても動けないのです。
自転車への負担も大きいです。
ですので外れたりトラブルの原因となります。
参考にしてみてください。