こんにちは!

サイクルワークス城北公園通店です。

そういえば、10月で自転車のヘルメット着用が努力義務になって半年です。

街中のママチャリタイプの自転車に乗られている方でも被られているのをまぁまぁ見るようになりました。

自転車は車と違って守るものが何も無いですからね。

被っておかないと危ないです。

ところで、努力義務が始まる前後に自転車店からヘルメットが消えましたよね。

需要に供給が追い付かず、お店どころか問屋さんにも在庫はありませんでした。

だからなのか工事現場の方が被られているようなヘルメットで自転車に乗られている方を見かける事もありました。

いわゆる産業用ヘルメットですが、同じヘルメットですし問題は無いのでしょうか。

 

実は、問題アリ、です。

産業用ヘルメットは頭上から何かが落ちてきた際に頭を守るように設計されています。

それに対して自転車のヘルメットは、乗車中に転倒した際の事を想定しています。

例えば、頭上から何かが降ってくる訳ではなくて、転倒して頭を打つとなると頭の横を打つ可能性もありますよね。

これが大きな違いです。

他にもあご紐にも大きな違いがあります。

産業用ヘルメットでは、高所作業中に落下してヘルメットのあご紐が引っ掛かって・・・という事故が過去にあったようで、そのような時には紐が外れる様になっています。

自転車はそういった事は想定されていませんが、転倒しても簡単にヘルメットが脱げない様に設計されています。

 

こんな感じでそれぞれの利用シーンに合わせて設計・製造されているので、ヘルメットなら何でもOKという訳ではないんですね。

今なら自転車のヘルメットは在庫も戻っています。

「かぶるきっかけが事故では遅い」なんてキャッチコピーもあります。

それに、ヘルメットはスポーティなモノだけじゃなくて、パっと見は帽子にしか見えないようなモノやオシャレなモノもあります。

選ぶのも楽しいくらい色んなモノがあります。

ただし、ネットには安全基準も満たしていない粗悪なモノが安価で出回っていますのでご注意下さい。

SGマーク、JIS規格、JCF規格のどれかを満たしているモノを選べば大丈夫です。

 

点検整備がしっかりとされた安全な自転車に安全なヘルメットを被って、安心の自転車ライフを送りましょう!