こんにちは！

サイクルワークス城北公園通店です。

12月に入って寒さもだんだんと厳しくなってきましたね。

でも寒くても通勤通学や日々のお買い物で使っている自転車には乗らない訳にはいきませんね。

しっかりと防寒対策をして乗りましょう！

 

ところで、回転している自転車の車輪が揺れていたりはしませんか？

自転車の車輪は軽さと必要な強度を両立いますが、その構造上どうしてもまっすぐなのが崩れて来ることもあります。

回転している車輪を進行方向から見てみて揺れている感じです。自転車屋さんはその揺れをフレと呼んでいます。

前輪だと回転している車輪とブレーキのゴムの隙間を見てみると分かりやすいですね。

 

自転車の車輪のフレですが、車輪のリムと呼ばれる外側の枠の部分、タイヤが嵌っている部分自体が曲がっているかどうかで修理方法が大きく変わってきます。

と言うのが、このリム自体が曲がっていると車輪交換、もしくはリムの交換が必要となってしまいます。

事故や転倒など車輪に進行方向から見て横方向の力が掛かってしまうとリムが曲がる事があります。

普段の使用では横方向の力は掛からないハズなので元々自転車の車輪は横方向の力には強くありません。

車輪ごとの交換にしてもリムの交換にしても修理金額はそれなりに掛かってしまいます。

物によってかなり差はありますが車輪は高額ですし、リムを交換する場合には車輪をバラバラにして再度組み直す必要があり、その作業工賃が結構高額です。

 

そしてリム自体が曲がっていない場合は、修正でフレを直せる場合があります。

車輪にたくさん張られている細い棒、スポークの張り具合が緩んだりしてバランスが崩れてフレる事があります。

その場合はスポークの張り具合を調整すれば車輪はまっすぐになります。

よくフレ取りという作業なのですが、これだけで済めば工賃はそこまで掛かりません。

ただし、スポークが経年劣化で折れたりしているとスポークの全数張り替え、もしくは車輪ごとの交換になる事も。

その場合は結構な金額になってしまいます。

 

いずれにしてもフレている車輪はそのまま乗り続けると悪化するしかありません。

プロに見てもらって適切な処置を早めにした方が絶対に良いです。

一度フレが無いか確認してみて、気になるようであればプロに見ていただきましょう。