こんにちは!

サイクルワークス城北公園通店です。

少し前に擦り減ったり傷んだタイヤは危険という事を書かせていただきました。

定期的にお伺いして自転車の保守整備をさせていただいている病院様からは

「タイヤを交換していただいたので、雨の日に転倒する事が無くなりました」

との声をいただいています。擦り減ったタイヤは滑りやすくもなっています。

ですので、もしひび割れが出ていなくても溝が減っているタイヤは交換をしましょう。

 

ところで、今回は経年劣化でゴムが何故傷むのか、簡単にご紹介をさせていただきます。

タイヤはゴム製品ですね。

ゴムは時間が経つことで油が揮発します。そうすることで硬くなってしまいます。

全く乗っていない自転車だとしても場合によってはこんな感じに。

ひび割れが進行してゴムの下のケーシングと呼ばれる部分が見えてしまっています。

こうなると空気を適正圧にしていてもチューブが破裂する恐れもあります。

タイヤの劣化に関しては紫外線も影響します。ですので保管環境によって傷み具合に差が出ます。

可能であれば雨風や日航の当たりにくい場所での保管が出来るといいですね。

他にも空気圧管理がちゃんとできているかどうかも劣化具合に影響します。

パンクしていなくても自然に空気は抜けてきます。

月に1度は空気圧の確認・補充が大切です。それをしないで空気圧が低い状態で使用するとタイヤの横の部分のひび割れが出やすくなります。

他にも空気圧が適正でも掛かる荷重が大きいとタイヤへの負担も大きいので劣化が早くなる事もあります。

電動自転車には電動自転車にあった物、子ども乗せ車にはそれにあった物等用途にあったタイヤを選ぶ事が大切ですし

元々禁止はされていますが、二人乗りはしない等の事が大切ですね。

 

劣化の原因が分かればタイヤに優しい使い方ができますね。

用途にあった適切なタイヤを選んで、出来れば保管環境に気を遣っていただいて、月に一度は空気を入れていただく。

そうすればタイヤの寿命はかなり変わってきますよ。

ご参考に。