こんにちは!
サイクルワークス城北公園通店です。
突然ですが、自転車のスポーク、大丈夫ですか?
今回はスポークのお話です。
折れると大変ですが、スポークも対策をとる事が可能です。
ちょっと長いですが、是非読んで快適な自転車ライフに活かしていただけると有難いです。
そもそもスポークって何?という話ですが、車輪の中心から外に向かって伸びている細い金属の棒です。
ママチャリとかだと車輪1本にスポークが36本あります。
1本1本を見ると細くないですか?
細いですよね。
こんなに細い金属の線なのですが、とてもとても大切な部品なのです。
スポークが全てしっかりと貼られている事で車輪は形を保って、ちゃんと回ってくれて、ちゃんと自転車に乗る事が出来るのです。
そんなスポークなのですが、折れてしまう事があります。
もちろん簡単には折れない様に様々な工夫がされているのですが、それでも折れる事はあります。
人の体重も支えていますし、段差とかでも衝撃を受けますし、漕げばその力だってスポークを通してタイヤに伝わります。
自転車に乗っているだけで思っている以上に力がかかっています。
ですので折れてしまう事もあるのです。
このスポークが1本でも折れてしまうと車輪がバランスが崩れてしまい他のスポークも折れやすくなります。
車輪も曲がってしまいます。
なので早めに折れたスポークは交換する必要があります。
そのまま乗っていると、乗れなくなってしまう事もありますよ。
ただ、このスポークですが、交換に結構時間がかかる場合もあります。
車輪によって様々な長さがあって、交換に持ち込んだ自転車店にあう長さの物が無い可能性もあります。
そうなると取寄せの時間がかかります。
もしスポークの在庫があっても後輪の場合は車体から後輪を外す必要があって多少時間がかかります。
ですので、折れないのが一番ですね。
そこで、今回は対策をご紹介いたします。
いくつかあります。
・変速付きの自転車は、漕ぎだしは軽いギアにしていただく等強く踏む事が極力無いようにする
・変速が無い自転車でも立ち漕ぎ等力いっぱい漕ぐ事をしない
・段差の手前では速度を落とす
・タイヤの空気は適正圧を保つ(適正圧だと空気がクッションの役割も果たします)
まとめて言うと、優しく丁寧に乗りましょう、という感じですね。
乗り方次第で同じ期間・同じ距離を走ってもスポークへの負担は大きく変わってきます。
あと、今乗られている自転車のスポーク、折れていないか確認してみて下さい。
折れていたり、車輪に曲がりが見られる場合は早めに自転車店で見ていただきましょう。