🚴‍♂️ブレーキシューが擦れる音の原因と対処法

― 自転車の「キーキー音」は危険信号かも? ―

こんにちは。

大阪市中央区の サイクルワークス谷町店 です。

お客様からよくいただくご相談のひとつに、

「ブレーキが擦れるような音がする」「キーキー鳴って止まりにくい」

という症状があります。

今回は、ブレーキシューが擦れる音の原因とその対処法を、

プロの整備士目線でわかりやすく解説します。


🔍なぜブレーキから「キーキー音」がするのか?

ブレーキシューは、ゴム素材でできた消耗部品です。

長期間の使用や調整ずれによって、以下のような原因で異音が発生します。

① ブレーキシューの摩耗・硬化

長期間使うとゴムが硬化し、リムにうまく密着しなくなります。

このとき「キィーッ」と高い音が鳴りやすくなります。

寿命の目安:6か月〜1年

② リム(ホイール側)の汚れ・サビ

リムに付着した砂や金属粉、油分が摩擦を生み、音を出します。

→ 雨天走行後や洗車後に発生しやすい現象です。

③ ブレーキシューの位置ずれ

シューがリムの一部に偏って当たると、

走行中でも「シュッ、シュッ」と擦れる音が出ます。

→ タイヤ交換や転倒のあとに起こりやすい。

④ ホイールの振れ(リムの歪み)

段差や衝撃でホイールがわずかに歪むと、

片側だけブレーキが擦れる症状が出ます。


🧰その場でできる応急処置

「走行中に気になる音が出た」というときは、

以下の応急チェックを行ってみてください。

✅ 1. ホイールを手で回してみる

空転時に「シュッ」「チチチ」という音が続く場合、

どちらかのシューがリムに常に触れています。

→ 一度ブレーキレバーを握って離すと、位置が戻る場合もあります。

✅ 2. 汚れを拭き取る

乾いた布やウェスで、リムとブレーキシューの表面を拭き取る

油分が原因の場合、パーツクリーナーを少量使うのも効果的です。

✅ 3. シューの角度を少し調整

工具がある場合、前方を0.5mmほど内側に向けて固定(トーイン調整)すると、

ブレーキ音が軽減します。

※強く締めすぎるとネジを傷めるので注意。


🧩それでも直らないときは?

以下のような場合は、部品交換やプロの調整が必要です。

症状 対処方法 費用目安(税込)
ブレーキシュー摩耗 シュー交換 ¥1,500〜
シューの硬化・ヒビ割れ シュー交換 ¥1,500〜
ホイールの歪み リム調整 ¥2,000〜
異物が付着 清掃+調整 ¥500〜

サイクルワークス谷町店では、最短15分〜即日対応いたします。


🧼定期メンテナンスのおすすめ頻度

使用頻度 点検サイクル 交換目安
毎日(通勤・通学) 1〜2か月に1回 半年〜1年
週1〜2回程度 3か月に1回 1年〜1年半

定期的に点検することで、

「リム損傷」「制動距離の伸び」「パンクの誘発」を防げます。


📍まとめ

  • ブレーキ音の主な原因は「摩耗・汚れ・位置ずれ」

  • 応急処置で改善しない場合は、早めに点検を!

  • 定期メンテナンスで安全&静かな走行をキープ


🏪修理・調整はサイクルワークス谷町店へ

サイクルワークス谷町店

大阪市中央区東平1-2-4

📱080-3844-6306

🕐営業時間:12時〜20時

🚫定休日:土曜日 他

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「ブレーキ音が気になる」「タイヤ交換のついでに見てほしい」

そんな方は、お気軽にご来店ください。

その場で調整・即日修理OKです。