こんにちは。

サイクルワークス城北公園通店です。

当店は自転車屋さんなので日々タイヤの交換をよくするのですが

結構感じるのが皆さんタイヤの交換のタイミングがギリギリか遅いんじゃないか・・・という事です。

減ったタイヤはパンクしやすいのはもちろんですが、それだけでなく、危なかったりもします。

走行中のパンクですが、穴の開き方によっては急に空気が抜ける事でバランスを崩して転倒につながったり

擦り減ったタイヤは雨の日に滑りやすかったり

転倒はしなくても出先でパンクした時に近くに自転車店が無かったら・・・あっても時間的に閉まっていたり・・・

大変ですよね。

タイヤは消耗品です。安全の為にも適切なタイミングでの交換が大切です。

では、適切なタイミングっていつでしょうか?

今回はそのお話です。

自転車のタイヤの寿命の見極めですが、寿命は2パターンの迎え方があります。

1つは擦り減り。

もう1つは経年劣化。もし擦り減っていなくても経年劣化でヒビ割れが出てくると交換のタイミングです。

こちらの写真をご覧ください。

お店でタイヤ交換をした後の廃タイヤですが、奥から手前に向かってタイヤが減りが激しくなっています。

擦り減りの交換としては奥から2番目の溝が無くなりかけているくらいが目安です。

奥から3番目のツルツルの状態では既に危険です。雨の日に滑りやすかったり、パンクしやすかったりします。

ちなみに一番手前の状態は設置部分のゴムが完全に無くなっていて、チューブで走っているような状態です。

こちらのタイヤのお客様は走行中にチューブが破裂した事で転倒しかけたそうです。危ないですね。

各タイヤ、拡大した写真もご覧ください。

こちらはまだ溝はありますね。

こちらはもうほとんど溝がありません。ここまで減れば交換のタイミングです。

ただ、よく見るとひび割れも出ており、経年劣化の面でも交換時期です。

こちらは完全にツルツルで危ないです。

先程の物と同じで経年劣化のひび割れも出ています。

こちらはタイヤの骨格部分のカーカスやケーシングと呼ばれる糸が出ており大変危険です。

走行中のパンクは穴の開き方によっては転倒につながるので、早目に交換しましょう。

 

ちなみに、特に擦り減っていなくて、ひび割れが出ていなくてもタイヤは劣化している場合があります。

例えば普段は見えないタイヤの内側が傷んでいる事もあります。

そういった事もあり、タイヤがキレイなようでも3~4年経っていればそれはそれで交換時期です。

 

参考にしてみてください。

その他の事でも自転車に関する事であれば何でもサイクルワークスにご相談ください!